谷町中央ストレスケア・クリニックのHPをご覧いただきありがとうございます。
メンタルヘルス不調の多くは、「人として悩み、おびえたり、憂いたりするという不調」から始まり、長引くにつれて「生活や仕事の不調」となり、更には「精神症状としての不調」へと拡がります。患者様の不調を正しく理解するために、当院では主治医自身が「医療の視点」、「心理の視点」、「生活の視点」の3つの「こころの見方」により患者様のお話をしっかりと伺います。
たとえば、うつ病や双極症、統合失調症などの「精神症状としての不調」に対しては薬物療法を中心とする医療の視点から見ることがとても大切です。しかし、適応障害や心因性うつ病、PTSDなどの「人として悩み、怯えたり、憂いたりすることによる不調」への対処については、患者様の価値観を中心とした心理療法の視点や、生活全般に関わる保健福祉の視点から対処を考えることも重要です。
当院ではこれらの異なる視点から患者様の困難を総合的に判断し、薬物療法、心理療法、リハビリテーションの適切な使い分け、または、併用により、患者様にとって失われてしまった生活、仕事、人生のバランスをその手に取り戻していただくためのお手伝いをいたします。
このような理念にもとづき、2024年1月、生まれ育ったこの地に当院を開設しました。地域にお住まいの皆様、地域でお仕事をされている皆様、また、長期間のメンタルヘルス不調でお困りの皆様のかかりつけ心療内科、精神科としてお気軽にご相談いただければ幸いです。末永くよろしくお願い申し上げます。
(院長のインタビュー記事をお読みいただけます)
谷町中央ストレスケア・クリニック
院長髙橋 良斉