医師紹介|谷町中央ストレスケア・クリニック|心療内科・精神科

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医師紹介/メッセージ

医師紹介|谷町中央ストレスケア・クリニック|心療内科・精神科

院長からのご挨拶

髙橋 良斉

谷町中央ストレスケア・クリニックのHPをご覧いただきありがとうございます。

メンタルヘルス不調の多くは、「人として悩み、おびえたり、憂いたりするという不調」から始まり、長引くにつれて「生活や仕事の不調」となり、更には「精神症状としての不調」へと拡がります。患者様の不調を正しく理解するために、当院では主治医自身が「医療の視点」、「心理の視点」、「生活の視点」の3つの「こころの見方」により患者様のお話をしっかりと伺います。

たとえば、うつ病や双極症、統合失調症などの「精神症状としての不調」に対しては薬物療法を中心とする医療の視点から見ることがとても大切です。しかし、適応障害や心因性うつ病、PTSDなどの「人として悩み、怯えたり、憂いたりすることによる不調」への対処については、患者様の価値観を中心とした心理療法の視点や、生活全般に関わる保健福祉の視点から対処を考えることも重要です。

当院ではこれらの異なる視点から患者様の困難を総合的に判断し、薬物療法、心理療法、リハビリテーションの適切な使い分け、または、併用により、患者様にとって失われてしまった生活、仕事、人生のバランスをその手に取り戻していただくためのお手伝いをいたします。

このような理念にもとづき、2024年1月、生まれ育ったこの地に当院を開設しました。地域にお住まいの皆様、地域でお仕事をされている皆様、また、長期間のメンタルヘルス不調でお困りの皆様のかかりつけ心療内科、精神科としてお気軽にご相談いただければ幸いです。末永くよろしくお願い申し上げます。

谷町中央ストレスケア・クリニック

院長髙橋 良斉

経歴

1993年 滋賀医科大学医学部医学科卒業後、滋賀医科大学付属病院精神科、同学生化学第二講座に勤務。同学大学院(生体情報・制御系)在籍。
2001年 財団法人信貴山病院 上野病院診療部医師
2003年 奈良県立医科大学精神科助手
2005年 カナダMcGill大学Douglas病院研究所博士研究員
2007年 奈良県精神保健福祉センター所長
2008年より現在 奈良県警本部犯罪被害者支援アドバイザー(兼務)
2009年 医療法人亀廣記念医学会 関西記念病院副院長
2012年 財団法人信貴山病院 ハートランドしぎさん診療部医師
2017年 医療法人内海慈仁会 内海メンタルクリニック院長
2020年より現在 奈良県警察本部健康管理医(兼務)
2024年1月より 谷町中央ストレスケア・クリニック院長

資格・所属学会

  • 博士(医学)
  • 精神保健指定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本精神神経学会 精神科専門医・指導医、認知症診療医
  • 日本不安症学会 評議員
  • 日本認知療法・認知行動療法学会 評議員、認知行動療法指導医
  • 日本認知・行動療法学会 認定スーパーバイザー、認知行動療法師
  • 日本うつ病学会 双極性障害委員会フェロー

主任心理師からのご挨拶

大学教員として勤務しながら,精神科・心療内科クリニックにて,主に気分障害や不安症,トラウマ・ストレス関連疾患に対するカウンセリング業務に継続的に従事してきました。
患者様には,カウンセリングの内容や方針に,「納得感」を持ってコミットして頂けるように,生活上の悪循環や葛藤を丁寧に整理しながら,具体的な改善・解決策を一緒に考えていきたいと思っております。また,カウンセリングでは,はじめから特定の方法にこだわるのではなく,患者様と共有した目標に少しでも近づけるように,各患者様に合わせた方法をオーダーメードで提供できるように心がけています。
本クリニックでは,カウンセリング後に,主治医と心理師が視点を合わせたケース検討を毎回行っております。そのため,一貫した治療方針に基づいたサービスを提供することができ,それが結果的に患者様の安心やサービスの質に繋がっているように思います。カウンセリングをご希望の方は,まずは当院の主治医にご相談頂けると幸いです。

主任心理師伊藤大輔

経歴

2002年 徳島大学卒業後,広島大学大学院(修士)および早稲田大学大学院(博士)修了
2009年 日本学術振興会特別研究員,金沢大学保健管理センター,琉球大学教育学部を経て,兵庫教育大学大学院学校教育研究科 教授(現職)
2024年2月より 谷町中央ストレスケア・クリニック非常勤心理士
臨床活動とともに,うつ病や不安症,外傷後ストレス障害(PTSD)などに対する認知行動療法に関する基礎研究や効果研究なども行っております。
(研究業績例)
心理士による集団認知行動療法がうつ病患者のうつ症状の改善に及ぼす効果:対照比較研究. 行動療法研究(2012)
外傷後ストレス障害患者の症状と生活支障度に関連する要因の比較検討. 行動療法研究(2015)
A Brief School-Based Cognitive-Behavioral Intervention for Japanese Adolescents with Severe Posttraumatic Stress. Journal of Traumatic Stress (2016)
臨床心理士養成大学院におけるCBTトレーニングにおける基本構成要素と教育方法. 認知行動療法研究(2019)
職場の対人関係における機能的アサーション・トレーニングプログラムの試み. 認知療法研究(2023)
(受賞歴)
内山記念賞(日本認知・行動療法学会),加藤・岩根賞(日本ストレス学会),山中寛賞(日本ストレスマネジメント学会),第3回最優秀論文賞(日本認知療法・認知行動療法学会)など。
  • 臨床心理士
  • 公認心理師
  • 認定行動療法士
  • 認知行動療法師
  • 認知行動療法スーパーバイザー

当院からのメッセージ

現代社会では、仕事、家庭、人間関係、過去のつらい体験など、さまざまなストレスを背景として、心身の不調に悩まれる方が少なくありません。
不眠、食欲低下、胃腸の不調、頭痛、めまい、動悸、息苦しさなどの身体症状として現れることもあれば、気分の落ち込み、不安、緊張、怒り、涙もろさ、集中力の低下など、こころの不調として現れることもあります。

当院では、患者さんの不調を「医療の視点」「心理の視点」「生活の視点」から総合的に捉えることを大切にしています。
精神科・心療内科の治療では、単に症状を抑えるだけでなく、患者さんが日々の生活を少しでも安心して送り、ご自身にとって大切な生活を取り戻していくこと、すなわち生活の質(QOL)を改善していくことが重要であると考えています。

そのため当院では、必要に応じて薬物療法、心理療法的な支援、生活環境や社会的支援の調整を検討します。薬物療法が有効な場合には、医学的判断に基づいて適切に行います。一方で、ストレスに関連する症状のすべてを薬だけで解決できるわけではありません。症状の背景にあるストレスや、これまで何とか生活を守るために続けてこられた対処を一緒に整理し、今の生活に合った新しい対処を考えていきます。

ストレスの原因は、必ずしも「今、目の前で起きていること」だけとは限りません。現在の職場や家庭、人間関係で起きている問題がきっかけになることもあれば、過去のつらい体験、いじめ、ハラスメント、繰り返し自信を失う経験などが、現在の反応に影響していることもあります。

周囲から見ると「それほど大きな問題ではない」と思われる出来事であっても、ご本人にとっては非常につらく、強い心身の反応を引き起こすことがあります。当院では、その苦しさを「気のせい」や「弱さ」として扱うことはありません。

大切なことは、過去をなかったことにすることではありません。
また、理想の自分や周囲の人と比べて、今の自分を低く評価することでもありません。たとえ不調があっても、失敗や行き詰まりを感じていても、日々の生活を続けてこられた「ありのままの患者さん」を尊重することが、当院の診療の出発点です。

治療において大切にしていただきたいのは、「引き算」ではなく「足し算」の視点です。
できていないことばかりを数えて自分を責めるのではなく、今の自分を出発点として、休養、治療、対処の工夫、生活の調整、周囲への相談、必要な支援の利用などを、ひとつずつ自分自身に足し算していくことが大切です。

受診に不安を感じることは自然なことです。
当院では、患者さんが安心してご相談いただけるよう、丁寧な説明と落ち着いた診療環境、プライバシーへの配慮を心がけています。心や体の不調が続くときは、ひとりで抱え込まず、どうぞご相談ください。今ここからできることを、患者さんと一緒に考えてまいります。